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鞍手町中山に1万7千平方mの工業用地  鞍手町    分譲価格は1平方m当たり1万22百円


 鞍手町(柴田好輝町長)は現在、同町中山に約1万7千平方mの工業用地「中山用地」の造成工事を進めている。
 昨年2月に九州自動車道鞍手インターチェンジが開通したことで、進出企業の受け皿として、鞍手インターから東に4・5キロの中山地区の農地を転用し、整備する。昨年11月に着工、造成工事が終了する8月ごろから分譲を始める。分譲価格は1平方mあたり1万22百円。自動車関連企業を中心に幅広い業種の進出を目指す。造成費などの投資額は公表していない。
 企画財政課地域振興班の立石一夫班長は「博多港、苅田港、ひびきコンテナターミナル、福岡空港まで1時間圏内で移動できる」とセールスポイントを説明。三戸公則課長は「鞍手町が過疎地域に指定されている現在、雇用と定住人口増につながるきっかけにしていきたい」と話している。
 今後、町では固定資産税の減免や過疎地域自立促進特別措置法による所得税の特別償却など税制優遇面での措置に加え、地元住民との協議や環境対策などで全面的に支援していきたいとしている。