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関東・関西地区販路拡大で増収増益  ジャパンシーフーズ    今期は売上13%増、経常20%増へ


 量販店向けアジ・サバ加工卸業の株式会社ジャパンシーフーズ(福岡市東区箱崎ふ頭5丁目、井上幸一社長)の08年8月期決算は、売上高が23億円で前期比15%増、経常利益が2500万円で同25%増の増収増益だった。
 関東地区で新規卸先の開拓を進めたほか、昨年10月に大阪営業所を開設したことなどで関東・関西地区の売上が拡大した。利益面では、原材料高騰の影響を受けたが、製造のスピード化やコスト削減を図り増益となった。出先別では、本社が売上高5億円で5%増、名古屋・大阪営業所が合算売上高5億円で15%増、関東営業所が売上高13億円で20%増だった。今年度は売上高が26億円で同13%増、経常利益が3000万円で同20%増を見込んでいる。井上社長は「原材料高騰が響くが、製造効率を工場させることで販売価格を一定に保ち、今後も鮮魚購買層の拡大を目指す」と話している。