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長者原に4階建て介護老人保健施設  青洲会    福岡青洲会病院近接地に12月オープン


 社会医療法人青洲会(粕屋郡粕屋町長者原、河野輝昭理事長)は12月1日、同町に介護老人保健施設を開設する。
 福岡県第6次高齢者保健福祉計画で採択されたもので、糟屋地域の介護サービスの拡充を図る。場所は同法人の中核を担う福岡青洲会病院(同町)東南側の近接地。敷地面積は2893平方m。4階建てで延べ床面積は6216平方m。1階はデイサービス(定員60人)、ヘルパーステーション、訪問看護、居宅介護支援の事業所。2~4階が介護老人保健施設(100床)で、4階の一部はショートステイ(20床)を設けている。居室はすべて個室で、10部屋で1ユニットとし、各フロア全4ユニットと機能訓練スペースで構成されている。要支援者の自宅生活を支援する在宅強化型の施設として、約3カ月間の入居を目安に、理学療法士や作業療法士による生活動作などの運動機能、言語聴覚士による食事の飲み込みや言語機能に対するリハビリを提供する。
同法人は1984年5月創業。従業員1100人。関連会社は社会福祉法人陽光、社会福祉法人陽光長崎。福岡、長崎、熊本で医療、介護事業を展開している。福岡青洲会病院は全213床で、診療科目は全26科目。訪問看護、訪問介護、通所リハビリ、通所介護、居宅介護支援事業所などを併設している。