NEWS

  • 地域

長崎市の大規模戸建て事業に「ケータイホームシステム」導入  NTTドコモ九州支社    携帯電話で家電の電源操作が可能に


 株式会社NTTドコモ九州支社(福岡市中央区渡辺通2丁目、国枝俊成執行役員支社長)は、NTT都市開発が開発する長崎市新戸町の大規模戸建てプロジェクト「ウェリスパーク南長崎」の全戸に、携帯電話で玄関錠の施錠や家電の電源操作などができる「ケータイホームシステム」を導入する。
 同システムは宅内制御装置と家電制御アダプタで構成され、対応する家電機器に接続すれば、外出先から携帯電話で自宅のエアコンや照明機器など家電電源のON・OFFを操作できる。また、遠隔操作で玄関錠の施錠はもちろん、施錠を忘れた場合や家族が帰宅または外出した時にメールで知らせる機能にも対応する。このほか、不在中の自宅への来客時に固定電話の回線を通じてインターホンを転送することで、外出先から携帯電話で来客者に対応ができるなど、さまざまな機器との連携が可能となる。「ウェリスパーク南長崎」では、電気錠と照明の制御機能を全戸に標準装備する。初期費用のみで導入でき、月々の料金支払いは不要。
 「ウェリスパーク南長崎」は、3月に開通した長崎自動車道長崎南環状線新戸町ICに隣接した、総開発面積8万6550平方m、222区画の戸建て住宅を供給する大規模戸建て事業で、NTT都市開発のほか大和ハウス工業株式会社、住友林業株式会社、株式会社谷川建設、セキスイハイム九州株式会社、ミサワホーム九州株式会社、株式会社パナホーム長崎が戸建て住宅を供給。NTT都市開発が総合監修を務める。