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鋼材市況上昇で大幅増収増益  小野建    市況下落幅予測し通期は下方修正


 鋼材販売、輸出入業の小野建株式会社(北九州市小倉北区西港町、小野建社長)の09年3月期中間連結決算は、売上高が901億600万円で前年同期比33・3%増、経常利益が73億5600万円で同約3・4倍の増収増益となった。
 鋼材市況上昇により販売単価が上がったため。また、在庫販売の利益率向上により営業利益は72億3500万円で同約3・4倍。当期利益は46億1900万円で同約3・6倍だった。一方、第3、第4四半期については、最近の世界的景気減速の影響で、国内外ともに鋼材需要が減少しているため、鋼材市況の下落幅が拡大すると予測。通期見込みで、売上高を当初の1877億1900万円から1618億5000万円、経常利益で96億2600万円から79億7700万円に下方修正した。