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銀座にはかた地どりのアンテナショップ  東京都のきちり    久留米の農事組合法人と提携


 関西、関東で68店舗の飲食店を展開する株式会社きちり(東京都渋谷区、平川昌紀社長)は6月27日、東京・銀座にはかた地どりの認知・ブランディングを目的としたアンテナショップ「福岡県久留米市 農事組合法人 福栄組合」をオープンした。
 店舗名である久留米市の農事組合法人福栄組合(久留米市北野町、秋吉智司代表理事)と業務提携し出店した店舗で、場所は中央区銀座7丁目の飲食店街・銀座コリドー内の山下ビル地下1階。店舗面積は357平方m、席数は116席。営業時間は午後5時から午前零時までで、金曜、祝前日は翌午前2時まで営業する。もも炙り焼き(税込み1344円)など、福栄組合が生産、供給する地鶏を使った料理をメーンに提供する。
 同社と福栄組合は、6月24日小川洋福岡県知事を表敬訪問し、平川社長は「既存店でもはかた地どりを使ったメニューを提供しており、おいしさが評価されていることから、さらなる人気を見込んでアンテナショップを出店した。銀座を発信地に、首都圏の一般顧客や同業者にもはかた地どりの魅力を伝え、九州でナンバーワンを目指すブランディングに寄与したい」、福栄組合の秋吉代表理事は「誕生から27周年を迎えるはかた地どりの知名度を全国で拡大していきたい。県の関係機関の方々にも尽力いただき、感謝している」とあいさつした。小川知事は「はかた地どりの生産倍増計画を推進する上でも、多くの方に魅力を味わっていただけるアンテナショップに大いに期待している。今後も生産、販路拡大を支援していきたい」と販路拡大に意欲を示した。