NEWS

  • 地域

都市型商業施設「TERASO」1期ビルが11月1日開業  西部ガス    「ニュー八仙閣」リニューアルオープン


 西部ガス株式会社(福岡市博多区千代1丁目、田中優次社長)が、グループ事業として取り組んでいる中華料理専門店「八仙閣」本店用地(同区博多駅東2丁目)の再開発プロジェクトの一環で、「ニュー八仙閣」が入居する複合ツインビル・都市型商業施設「TERASO(テラソ)」の1期ビルが11月1日にオープンする。
 現八仙閣本店隣の駐車場跡地に建設していた1期ビルは、地上7階地下1階建て延べ床面積約9180平方m。9月30日に竣工、11月1日に開業する。1~6階に「ニュー八仙閣」が入居。「見える」ガス機器のモデル厨房や、宴会場、さまざまなタイプの個室など現行店の趣(おもむき)を継承しながら、脇屋友詞シェフプロデュースのチャイニーズカフェや、チャイニーズレストランを新設するなど新しい業態の店舗も設ける。同社では「最新のガス設備を導入するTERASOから『ガスを使った快適空間』を、新しい八仙閣から『高品質のサービスとガスを使った料理のおいしさ』を提供していく」と話している。
 TERASOプロジェクトは、同用地が今年春の九州新幹線全線開通により、今後も商業やビジネス面で価値が高まると見込まれることや、八仙閣本店が築40年を経過していることなどから、グループ保有資産の有効活用を図ることを目的に、株式会社ハーミットをデベロッパーとして2010年7月からスタート。総投資額は約60億円。敷地面積は約45百平方m。1期ビルに続き、今年秋から地上12階建て延べ床面積約1万5千平方mの複合ビル(商業テナント、オフィス、住居)の2期ビル建設がスタートする。竣工予定は2013年9月。