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都市の調査研究でグランプリ獲得  大野城市    九大生らと産学官連携


 大野城市は1月23日、財団法人日本都市センター主催の都市調査研究グランプリで、同市の調査研究が最優秀賞の「グランプリ」を受賞した。
 同グランプリは全国の都市自治体を対象に調査研究を表彰するもので、今年で2回目。大野城市は26件の応募の中でトップの評価を得た。研究内容は「ふるさと大野城に新たな『にぎわい』と『まちの宝』を生み出そう」で、「大野城跡」という遺跡以外に観光面の魅力が乏しい同市の状況を踏まえ、新たな観光資源の発掘やPR手段の検討を目的とした。09年から九州大学の学生などと産学官連携で調査を進めてきた。研究結果では、大野城市の新たなまち巡りルートや人を呼び込む情報ツール、市内遺跡の生かし方などの意欲的な提案を盛り込んだ。
 調査研究の内容は、日本都市センターが発行する機関誌などに優秀事例として掲載される。