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通期業績予想を大幅下方修正  スターフライヤー    中間期は経常損失13億円


 株式会社スターフライヤー(北九州市小倉南区空港北町、米原愼一社長)の14年3月期の通期予想を、売上高は前期比33・9%増の337億円(期首予想比7億円減)、経常損失は18億円(同22億3000万円減)に下方修正した。
 福岡―羽田線、羽田―関西線の増便、10月に就航した福岡―関空線の効果もあり増収となったが、航空機材のリース期間満了に伴う整備費返済額の増加や、リース期間満了機の返却前に実施した修繕費用などが利益を圧迫。福岡―関空線に伴う広告費の増加、円安による外貨建て費用の増加も重なり、通期予想を大幅に下方修正した。営業損失は20億4000万円(同22億3000万円減)、当期純損失は17億4000万円(同22億5000万円減)の増収・赤字化を見込んでいる。同社では、就航路線の削減や施設、人員体制の見直しを進め、黒字化を目指す。
 また、中間期は売上高が前期比28・0%増の160億2400万円、経常損失が13億1300万円、純損失が13億1800万円の増収・赤字化となった。