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輸出額は映像機器の減少で８％マイナス 　福岡空港１２年７月貿易概況　　　 輸入額は８カ月連続プラス

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　福岡空港税関支署がまとめた１２年７月分の福岡空港貿易概況（速報値）によると、輸出総額は前年同月比７・６％減の４８０億円となり、５カ月ぶりにマイナスとなった。輸入総額は、同３４・３％増の３１１億円で８カ月連続のプラスとなった。
　輸出では、半導体等電子部品（２３９億円、同３２・１％増）が増加したものの、映像機器（２５億円、７０・４％減）の大幅な減少が響いた。地域（国）別ではシンガポール（８５億円、４・９％増）が増加し１０カ月連続で地域トップ。一方、中国（６２億円、同２６・２％減）、台湾（５３億円、同１５・４％減）、アメリカ（４３億円、同３・４％減）は減少した。
　輸入では、半導体等電子部品（１０９億円、同２１・３％増）の増加に加え、電子計測機器（１６億円、同６・８倍）が大幅に増加した。地域（国）別では、台湾（９０億円、同６８・１％増）が増加し２カ月ぶりの地域トップ。中国（８２億円、同８４・０％増）、アメリカ（７億円、２８・６％増）も増加したが、韓国（４３億円、同１６・４％減）、タイ（１６億円、同１１・１％減）は減少した。