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輸出額は映像機器の減少で10%マイナス  福岡空港12年8月貿易概況    輸入額は9カ月連続プラス


 福岡空港税関支署がまとめた12年8月分の福岡空港貿易概況(速報値)によると、輸出総額は前年同月比10・1%減の455億円となり、2カ月連続でマイナスとなった。輸入総額は、同32・6%増の354億円で9カ月連続のプラスとなった。
 輸出では、半導体等電子部品(233億円、同28・7%増)が増加したものの、映像機器(21億円、64・4%減)の大幅な減少が響いた。地域(国)別では、シンガポール(72億円、15・6%減)は減少したものの11カ月連続で地域トップ。韓国(68億円、同18・3%増)は増加したが、中国(66億円、同15・8%減)、台湾(48億円、同8・6%減)、アメリカ(55億円、同4・3%減)は減少した。
 輸入では、半導体等電子部品(154億円、同50・7%増)の増加に加え、科学光学機器(23億円、同66%増)が大幅に増加した。地域(国)別では、台湾(103億円、同84・7%増)が増加し2カ月連続の地域トップ。韓国(87億円、同11・2%増)、中国(71億円、同47・6%増)は増加し、タイ(14億円、同32・4%減)、アメリカ(7億円、24・8%減)は減少した。