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輸出増、国内受注増で増収経常前年並  本多機工    今期4%増益見込む


 産業用特殊ポンプ製造販売の本多機工株式会社(嘉麻市山野2055、龍造寺健介社長)の08年8月期決算は、売上高が29億7081万4000円の前期比3・1%増、経常利益が2億6850万8000円で同0・11%減の増収減益となった。
 環境関連の大型受注による輸出の増加や、国内での受注増により売上高は増加した。一方経常利益は、工場改装等の設備投資により減少した。今期は、前期とほぼ横ばいの売上高29億円を見込む。経常利益は、コスト削減に努め同4%増の2億8000万円を見込んでいる。龍造寺社長は「今期の売上高は前年とほぼ横ばいを見込むが、来期以降に大型受注を見込んでいる。また利益面では、材料費高騰などマイナス面もあるが、コスト削減に努めていきたい」と話している。
 同社は、1951年9月1日設立、資本金9000万円、従業員数150人。龍造寺社長は、東京都出身、1960年6月24日生まれの48歳。カリフォルニア美術大学卒、趣味はスキー・音楽鑑賞・旅行。