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輸出が17・8%増と好調  博多港12年上半期貿易概要    輸出入とも5期連続で増加


 博多税関支署がまとめた博多港の2012年上半期の貿易概要(速報値)は、輸出額が前期比17・8%増の8171億5千万円、輸入額は同3・5%増の4262億28百万円と好調な伸びを示した。輸出入とも半期ベースで5期連続の増加だった。
 輸出はもっとも構成比の高い「輸送用機器」で、高級仕様車などの中国向け自動車が76・8%増加したことから全体でも同43・2%増の2271億59百万円だった。また「電気機器」ではドイツ向け半導体等電子部品が76・6%減少したが、中国向け映像機器が39・3倍と大幅増加し、全体でも同40・1%増の1508億17百万円だった。
 輸入は「魚介類および同調製品」で、魚介類がアメリカから62・7%増加、ロシアから40%増加し、全体でも25・3%増の520億29百万円だった。「一般機械」では、中国からの事務用機器が68・5%増加し、457億63百万円だった。
 輸出入差引き額は3909億23百万円の輸出超過となった。