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身体障がい者の雇用目指しアニメ制作工房の開設計画  E&P    賛同する自治体、法人を募集


 イベント企画、運営の株式会社E&P(福岡市博多区博多駅前3丁目、林信太郎社長)は、アニメ制作工房の開設を計画している。
 各障害のレベルに応じた制作工場を設けることで働く場のない身体障がい者の雇用創出が狙い。現在、林社長は県内6つの支援学校と連携を取り、同工房のNPO法人化も視野に入れながら福岡市内での開設を進める一方で、趣旨に賛同する自治体、企業を募集している。3月からは、障がい者が無理なく職場に入っていけるようにアニメ体験などのワークショップも開催する方針。林社長は「将来は同工房を作品閲覧や制作体験もできる複合施設へと拡大し、サブカルチャーを通して地域社会の活性化にも貢献したい」と話している。
 同社は2010年9月設立。資本金は120万円。従業員数は7人(パート、アルバイト含む)。林社長は京都市出身、1967年2月18日生まれの43歳。国際武道大学卒。以前、東京にあった準大手のイベント会社に12年間勤めスペースワールドやマリノアなどの立ち上げ時に企画を手がけた経験を生かし、昨年末からはベイサイドプレイス博多でコスプレイベントを月1、2回定期開催している。趣味は空手。