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販売、広告の低迷で減収減益  西日本新聞社    最終利益は56%減


 株式会社西日本新聞社(福岡市中央区天神1丁目、川崎隆生社長)の11年3月期決算は、売上高は前期比3・0%減の299億47百万円、経常利益は16・9%減の5億41百万円で減収減益だった。
 収入面では、事業が好調だった一方で、主力の販売、広告がいずれも前期を下回り、減収となった。費用面では、北九州支社の本社化などで経費が増加。用紙費、人件費の節減に努めたが減益となり、当期純利益は同56・3%減の1億84百万円だった。
 同社広報は「利益は下がったものの、厳しい広告不況の中で黒字を確保することができた」と話している。