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西館4階を中心に15店舗改装  アミュプラザ小倉    開業15周年改装の第2弾


 九州旅客鉄道株式会社の子会社、小倉ターミナルビル株式会社(北九州市小倉北区、田中章二社長)は運営する商業施設アミュプラザ小倉を、7月下旬から約1億円を投じて、西館4階を中心に15店舗を改装する。8月10日から順次オープンし、9月6日にメーンの西館4階をオープンする。
 3月の大規模改装に続く開業15周年改装の第2弾。同施設の面積1万4000平方mのうち2300平方mが対象で、テナントの入れ替えやトイレ・ベビールームの改装で、「より親しみやすいショッピングセンター」を目指す。ヤングカジュアル店舗を集積させた西館4階では、3月の改装で北九州初出店の「オリエンタルトラフィック」「アンデミュウ」を誘致。秋の改装ではフロアのさらなる魅力向上と店舗の充実を図り、16店舗のうち11店舗を入れ替え、もしくは自店改装を実施。フロア内は全体が見渡せるよう店舗のレイアウトを工夫し、開放的な空間をつくる。同階女性用トイレ横にベビールームを新設し、授乳用の個室、おむつ交換用ベッド、着替え台、調乳器などを完備する。女性用トイレも増床し、すべて洋式便座に変更、便器数も増やすほか、パウダールームも設ける。西館4階のほか、同1、2、5階にも北九州初出店の「ジンズ」「レトロガール」「ザ コーナー ストアルーム」を誘致する。
 今春の大改装では約2億円を投じて、「手の届く上質な日常」をコンセプトに、駅利用者にも利用してもらえるよう、雑貨店舗を強化。東西3階と東館2階で、北九州初出店22店舗を含む53店舗の入れ替えを実施。フロア全体の見通しが効くよう店舗レイアウトも工夫した。改装後の全館売上高は前年比9・7%で推移している(3月14日~7月12日)。