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西新と筑紫野に新校舎建設  静岡県の秀英予備校   7月24日同時開校、県内11校に


 学習塾大手の株式会社秀英予備校(静岡市、渡辺武社長)は、福岡市早良区城西3丁目と筑紫野市原田駅4丁目に、それぞれ5階建ての西新校と3階建て原田駅前校の2校舎を建設している。6月上旬に完成し、7月24日に同時開校する。県内11校体制になる。
 場所は、西新校が地下鉄西新駅南の法務局西新出張所東交差点角で、原田駅前校がJR原田駅東にある西本内科医院の東向かい。どちらも既存校舎の無いエリアへの進出で、新しい生徒の獲得を狙う。特に西新エリアは、教育意識の高い家庭が多い重要地区と位置づけており、対象学年を小学3年生から高校3年生まで広げ、早期の生徒の囲い込みを目指す。同社の高校生向け講義は県内では初。西新校は、5階建て校舎で敷地面積が436平方m、延べ床面積が1360平方m。1階部分に11台収容の駐車場が入り、2階に事務所と自習室、3、4、5階に9教室が入る。原田駅前校は3階建て校舎で敷地面積が539平方m、延べ床面積が370平方m。1階に事務所や自習室が入り、2、3階に4教室が入る。講師は各校ともに3人から4人を予定しており、対象生徒は原田駅前校が小学5年生から中学3年生、初年度は西新校が250人、原田駅前校が100人の生徒獲得を目指す。福岡ブロックの加藤和也部長は「難関高校も近くにあり教育への意識も高いので、競合他社に負けない授業を提供したい」と話している。
 同校は1977年設立。資本金20億8940万円。売上高は136億7600万円。(08年3月期)従業員数は851人。全国に223校展開している。加藤部長は1960年9月22日生まれの48歳。趣味は野球。