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西区の大型SC「木の葉モール橋本」を着工  福岡地所    来春開業、初年度売上高150億円見込む


 地場大手総合デベロッパーの福岡地所株式会社(福岡市博多区住吉1丁目、八木聖二社長)は、同市西区橋本2丁目に計画していた大型ショッピングセンターをこのほど着工した。施設名称は「木の葉モール橋本」で、来年春の開業を目指す。
 場所は、地下鉄七隈線・橋本駅の北西側に隣接し敷地面積は約3万3千平方m。鉄骨造7階建て延べ床面積約8万3千平方m。1、2階が店舗で3階以上は駐車場。店舗面積は約2万2千平方m、駐車台数は約1千5百台。食品スーパーの「サンリブ」を核に、郊外ショッピングセンターに初進出となる西鉄グループの雑貨店「インキューブ」の出店も決定。ほかに大型スポーツ用品店の「スーパースポーツゼビオ」(ゼビオ株式会社・本社福島県郡山市)も出店を予定している。テナント数は合計120店舗になる見込みで、ファミリー、主婦、シニアをメーンターゲットに、開業初年度で売上高150億円を想定している。

 屋上に商業施設で九州最大級の太陽光発電パネルも

 同社では、施設全体で地域の環境やコミュニティーとの調和を図り、買い物に加えて「周囲の豊かな自然との共生」「自然エネルギーの活用等による環境への配慮」「生活ニーズに適合した商品・サービスの提供」を実現すべく、福岡市随一のライフスタイル型ショッピングセンターを目指すという。それに伴い、屋上に施設名称でもある木の葉をモチーフにした、商業施設としては九州最大級のリーフ型の太陽光発電パネルを設置。そのほか地下水の循環利用や地下鉄との連携によるパーク&ライドなどに取り組む。