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薬院に利回り6%のオフィスビル 真永不動産


週刊経済2022年8月30日発行

地場企業に販売予定

不動産売買や賃貸管理の㈱真永不動産(福岡市博多区博多駅南1丁目、古川永朗社長)が建設していた同市中央区薬院3丁目のオフィスビルがこのほど、完成した。
表面利回り6%の収益物件として開発を手掛けたもの。現段階の予定では売上高100億円を超える地場企業に一棟売りをする。販売額は非公表。真永不動産では、ビルの賃貸管理に携わる。場所は福岡銀行薬院支店東側。建物は鉄筋コンクリート造り6階建てで延べ床面積973㎡。古川社長は「入居テナントはすべて決定している」と話している。
古川社長は糸島市出身。1981年7月8日生まれの41歳。福岡市西区の玄洋高校卒。22歳で不動産業界に就職。同僚の新会社設立に携わった後、独立した。
同社は2015年4月。資本金300万円。従業員15人。2022年3月期売上高は30億円。