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薬物動態情報データベースの最新版発売  FJQS    約2百件のデータを新規追加


 ソフトウエア開発の株式会社富士通九州システムズ(FJQS・福岡市早良区百道浜2丁目、富永英俊社長)は4月1日、薬物動態情報を提供するデータベースサービスの最新版バージョンを発売した。
 発売したのは、ヒトの薬物動態関連タンパク質と薬物の情報を中心としたデータベース「ADMEデータベース」の最新バージョン。医薬品開発時に重要となる薬物代謝に関する膨大な文献から、非臨床の薬物代謝を中心にデータが収載されている。WEBブラウザからキーワードや化学構造を入力することで、効率的に目的の情報を探すことができる。今回は、多くの別名を持ち文献・論文ごとに表記がまちまちなトランスポータ(※)の検索性を向上させた。また、343件の文献から約2百件のデータを新たに追加し、全データ件数は約7万8千件となった。
※代謝酵素によって変化した薬物を生態組織から排出すること