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芋焼酎のもろみエキス配合の洗顔フォームを発売  マツレン    美容液に次ぐ2種類目


 包装資材や食品容器卸、化粧品販売の株式会社マツレン(飯塚市徳前、松田豊偉地社長)は12月1日、洗顔フォームの「ねりせっけん 逢初(あいそめ)」を発売する。
 同社は09年8月から新規事業として芋焼酎のもろみを主成分とする美容液「逢初(あいそめ)」を販売しており、同シリーズに新たにスキンケア関連商品を加え相乗効果による売上拡大を目指す。
 「ねりせっけん 逢初(あいそめ)」は、美容液と同様の芋焼酎のもろみエキスに加え、貝化石などが含まれた地層の粉末粘土「ブライオゾーア」をパウダー化し配合。ブライオゾーアが皮脂や毛穴の汚れを吸着、洗浄し、芋焼酎もろみエキスが肌の保湿力を高めるという。また、無香料・無着色・無鉱物油・パラベンフリー(防腐剤不使用)で、自然派洗顔フォームとして展開する考え。価格は、80グラム入りが1890円、ねりせっけん7グラムと美容液15ミリリットルがセットになった「逢初 おためしセット」が1260円で、自社サイトの通信販売をメーンに展開する。40代以上の女性を主力ターゲットに、初年度は3万個の販売を目指す。同社では「化粧品のアイテムが増え、新規事業の準備が整ったといえる。これから戦略的に拡販していき、事業を軌道に乗せていきたい」と話している。
 同社は1963年10月創業。1980年7月設立。資本金37百万円。09年2月期売上高は10億円。従業員数は31人。昨年8月から新規事業として化粧品の販売を開始、同事業を担当する「事業企画開発部」の事務所を福岡市博多区博多駅前1丁目に開設した。松田社長は飯塚市出身。1968年6月9日生まれの42歳。趣味はスポーツ観戦、旅行。