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船舶乗降人員数は24・1%減の66万人  博多港    ウォン安や東日本大震災の影響で


 2011年の博多港の外国航路船舶乗降人員数(定期便とクルーズ船やチャーター便など不定期便合わせた数)は、過去最高だった10年の約87万人に比べ24・1%減の約66万人となる見込み。
 内訳は、定期航路が10年の約69万人から14・4%減の約59万人、不定期航路は10年の約18万人から61・1%減の7万人に、それぞれダウンした。定期航路は韓国・釜山航路が東日本大震災の影響やウォン安により韓国からの訪日人員が減少。不定期航路は外航クルーズ船の寄港数が東日本大震災の影響で昨年の63回から32回に半減したことが要因とされる。福岡市港湾局は「11年は厳しい数値になったが、12年は韓国ハーモニークルーズ社のクラブハーモニー号や13万トンの大型クルーズ船ボイジャー号の就航などで増加が期待できる」とコメントしている。