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自然冷媒の新型ユニットを開発  柴田熔接工作所    来年度中の店舗導入目指す


 業務用冷凍冷蔵設備、各種冷熱装置製造の有限会社柴田熔接工作所(福岡市南区塩原3丁目、柴田勝紀社長)はこのほど、自然冷媒の新型ユニットを開発した。
 新型ユニットは自然冷媒である炭酸ガスを使用したもので、フロンガスと比べて地球温暖化への影響を軽減できる。現在、同市博多区西月隈6丁目の「柴田熔接工作所 R&Dセンター」で、遠隔監視システムによるテスト運転中で、来年1月に開催される冷凍・空調・暖房展「ヒーバック&アール ジャパン2014」に出展予定。来年度には店舗への導入を目指す。柴田社長は「自然冷媒は海外で積極的に取り入れられている。今後、ますます環境へ配慮した企業経営が求められる中で、先駆けとなる製品」と話している。