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自律的な人材を育成する新会社設立  早良区の武田義昭さん    社名は株式会社きづくネットワーク


 福岡市早良区の武田義昭さんは、1月11日付で同市博多区博多駅前3丁目に人材育成会社を設立した。社長には武田さんが就任した。
 社名は「株式会社きづくネットワーク」、資本金3百万円、本社は通称住吉通り博多駅前4丁目交差点北側の「オヌキ博多駅前ビル」6階。メンターと呼ばれるアドバイザーが対話による気付きと助言によって相談者本人の自発的、自律的な発達を促す手法でアメリカで最も実績のあるビジネス人材トレーニング法と言われている「メンタリング」を、若手ビジネスパーソンや就職活動を控える学生を対象に行う。法人向けには武田社長自身が出張し、企業の若手社員へのメンタリング及びメンターの育成に携わる。また、社会人基礎力向上のための少人数制ディスカッションを定期開催するほか、相談者が自由に読める経済関連、メンタル面強化のための書籍や雑誌を百冊以上事務所に置いている。個人の相談料は1回5千円、法人向けはレポートやコンサルティング料込みで1回7千5百円、メンター育成サービスは1万円。ディスカッションは1回3千円。当面は1人で運営していく。
 武田義昭社長は松山市出身。1974年7月14日生まれの36歳。岡山大学経済学部卒業後、1997年4月株式会社ノエビア入社。同年9月退社、98年1月株式会社インテリジェンス入社。2000年10月人材派遣事業部大阪支社第一マネジャー、01年10月同事業部関西支社マネジャー、02年10月人材派遣事業部中部支店長、04年4月福岡支店長を経て、10年12月退社。趣味はテニス、温泉巡り。武田社長は「東京や大阪で認められ始めている『メンタリング』を、福岡でも普及させたい」と話している。