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自動車部品の平和自動車工業を法人指定  グリーンアジア国際戦略総合特区    新工場を建設


 福岡県、両政令市が推進するグリーンアジア国際戦略総合特区(事務局・福岡県)は1月22日、自動車部品製造の平和自動車工業株式会社(北九州市小倉北区中井、花房信仁社長)の工場新設に対する設備投資を対象に、指定法人に指定した。
 指定法人制度は特区の理念(環境貢献性)に合致する製造業等を対象に税制優遇などの措置を実施するもので、今回で通算31社目。三島光産グループの平和自動車工業は、塗装を中心とした自動車部品製造を手掛けており、今回、自動車の燃費向上に資する軽量化部品「スポイラー」等のプラスチック製品の新工場建設を計画。県内自動車産業の環境対応に貢献すると判断され指定に至った。投資額は未公表となっている。
 指定法人制度では、課税の特例措置として、機械・装置等の取得価額の最大50%の特別償却、または最大15%の税額控除を受けることができる。