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総額10億円規模の地域活性化ファンドを設立  北九州銀行など7社    存続は22年3月末まで


 株式会社山口フィナンシャルグループ傘下行の株式会社北九州銀行(北九州市小倉北区堺町1丁目、加藤敏雄頭取)など7社は5月30日、地域活性化ファンド「トリプルアクセル成長支援ファンド投資事業有限責任組合」を設立した。
 同グループが営業エリアとする福岡県や山口県、広島県の企業に対して成長資金や新規事業開拓資金の供給を支援するもので、地域全体への経済波及効果や雇用拡大に繋げる狙い。ファンド存続期間は2022年3月末まで。有限責任組合員は、山口銀行と北九州銀行、もみじ銀行、西中国信用金庫、大和証券グループ本社、山口キャピタル、REVICキャピタル。ファンドの管理運営は、無限責任組合員の山口キャピタル株式会社(山口市小郡下郷、森脇不知奈社長)と地域経済活性化支援機構の100%出資会社REVICキャピタル株式会社(東京都千代田区大手町1丁目、田中雅範社長)が行う。
 山口キャピタルは、山口銀行の持分法適用関連会社で、1996年4月設立。資本金9600万円。
 REVICキャピタル株式会社は、株式会社地域経済活性化支援機構の100%出資子会社で、2013年6月設立。資本金15億円。
 北九州銀行は2011年10月開業。資本金100億円。