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経済対策効果の反動で減収減益  ヤマウ    コンクリート製造販売は堅調


 コンクリート製品製造・販売業の株式会社ヤマウ(福岡市早良区東入部5丁目、権藤勇夫社長)の11年3月期連結決算は、売上高が前期比8・9%減の135億41百万円、経常利益が同46・4%減の3億86百万円で減収減益だった。
 営業強化を図った主力のコンクリート製品製造・販売事業が土木製品を中心に堅調な受注をみせたが、前年度に政府が実施した経済対策効果の反動で2期ぶりの減収。利益面では、減収基調に加え固定資産の除却損など特別損失を計上するなど、営業利益は同48・3%減の3億71百万円、純利益は同46・4%減の2億58百万円とともに減益となった。
 今期は東日本大震災に対する復旧・復興財源の問題による公共工事の縮減と原材料価格の上昇を懸念し、売上高が133億79百万円(同1・2%減)、経常利益が2億3千万円(同40・4%減)の減収減益を見込んでいる。