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経常益は83・4%増の4億8300万円 RKB毎日HD中間決算


週刊経済2023年11月28日発行号

システム部門伸び

㈱RKB毎日ホールディングス(福岡市早良区百道浜2丁目、佐藤泉社長)の2024年3月期中間連結決算は、売上高が前期比3・4%増の108億6000万円、経常利益が同83・4%増の4億8300万円の増収増益となった。
景気の不透明感や物価上昇の影響により、テレビスポットCMの受注が落ち込んだ放送事業の事業収入はやや減収となったものの、システム関連事業が利益率の高いSI関連の受注案件が伸びたことや、催事の回復もあり、全体としては増収。また、利益面も好調なシステム関連事業に加え、コロナの影響で前年同期に営業損失を計上した催事などのその他事業が黒字化したことなどで、営業利益は2・43倍の3億7900万円、純利益は91・4%増の2億5900万円で、ともに大幅増益となった。
通期は売上高が230億円(1・2%増)、営業利益が7億5000万円(36・1%減)、経常利益が9億円(33・5%減)、純利益が5億円(25・3%減)の増収減益を見込んでいる。