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納骨堂と動物専用の公園型霊園を開設  大宰府メモリアルパーク    納骨堂は3百室以上


 霊園墓地運営の財団法人大宰府メモリアルパーク(太宰府市大佐野字野口、別府清文理事)は10月29日、同所の霊園内に納骨堂と動物専用霊園を開設した。
 墓地の区画販売が半数以上に達したため新規事業として開設した。納骨堂の場所は敷地内の東側。名称は「陽光院」。平屋建てで広さは324平方m。納骨壇3百室以上の収容が可能で、現在は5寸壷9柱が入る1段式納骨壇53室(1室60万円)、5寸壷2柱が入る多段式納骨壇75室(1室90万円)を販売している。
 動物専用霊園は敷地内の正門近くに位置し、名称は「大宰府ペットパーク」。広さは約2千平方m。園内には墓地、屋外納骨堂、合祀(ごうし)墓のほか、小型犬専用のドッグランや展望台、駐車場8台分を設けている。現在は墓地92画(31万5千円~)、屋外納骨堂80室(7万35百円~)と合祀墓(2万1千円)を販売。また風力発電システムを導入し、同園内の消費電力の7割を賄っているという。
 同社担当者は「景観や交通アクセスが良好な今までにないペット霊園。既存の霊園と少し距離のある土地を活用することで、ほかの会員に配慮した。今後はペット産業の業者と共同でイベントを企画していきたい」と話している。同社は1988年3月に開園、総面積36万平方mで1万4千区画の墓地を管理している。