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箱崎ふ頭に廃木材リサイクル工場を開設  中山リサイクル産業    8月に稼働


 廃木材リサイクルなどの中山リサイクル産業株式会社(糟屋郡須恵町植木、中山智社長)は8月、福岡市東区箱崎ふ頭に廃木材リサイクル工場を開設する。
 新工場を開設し生産力向上を図るほか、廃木材リサイクルを手がけてきた本社工場を、間伐材(森林の成長過程で密集化する立木を間引く過程で発生する木材)リサイクルの拠点として強化していき、両事業共に売り上げ拡大を目指す。場所は福岡都市高速貝塚インター北西、クリーンパーク臨海運動広場近く。敷地面積は約53百平方m。新工場では、解体工事などで発生する木材をリサイクル処理し、再生資源燃料などを製造する。従業員数は10人。中山社長は「新工場には当社初となる太陽光発電を設置する。今後福岡では新工場でのリサイクル事業を主軸にしながら、間伐材のリサイクル事業も強化していきたい」と話している。
 同社は89年9月設立。資本金2千万円。従業員数32人。現在5工場(グループ会社含む)を運営している。中山社長は古賀市出身。1979年11月21日生まれの32歳。九州産業大学卒。趣味はドライブ。