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管内145社の経常利益は66・3%減少  福岡財務支局    4月~6月までの法人企業統計調査


 福岡財務支局(上野善晴局長)は、9月8日、09年4月から6月までの管内法人企業統計調査を発表した。同調査は、福岡、佐賀、長崎3県に本社を置く資本金1000万円以上の企業145社を対象に売上高、営業利益、経常利益、設備投資額、従業員数の動向を四半期ごとに調査したもの。
 管内145社の売上高は、2兆579億900万円で前年同期比11・8%減、営業利益は、282億5700万円で同67%減、経常利益は314億9200万円で同66・3%減だった。また、設備投資額は、1279億9500万円で前年同期比28・8%減、減価償却費は1392億9500万円の同10%減、従業員数は17万4117人で同0・4%増だった。業態別では、製造業(38社)が、売上高6110億2300万円で前年同期比24・4%減、営業利益は189億4600万円の赤字、経常利益も155億3600万円の赤字となった。設備投資額は、272億9300万円で同46・8%減、減価償却費は442億9700万円で同5・2%減、従業員数は3万9507人で21・6%減だった。非製造業(107社)は、売上高1兆4468億8600万円で前年同期比5・1%減、営業利益472億300万円の同30・9%減、経常利益は470億2800万円で同32%減だった。設備投資額は、1007億200万円で同21・6%減、減価償却費は949億9800万円で同12・1%減、従業員数は13万4610人で9・4%増だった。金融、保険業(76社)の経常利益は310億700万円で前年同期比28・7%減、設備投資額は76億6400万円で同32%減、減価償却費は57億2900万円で同0・5%減、従業員数は2万6374人で1・4%減だった。