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第3四半期は利益率向上と経費削減で赤字縮小  イオン九州    3カ月既存店売上高は前年上回る


 イオン九州株式会社(福岡市博多区博多駅南2丁目、岡澤正章社長)の11年2月期第3四半期決算は、売上高に賃料収入などを加えた営業収益が1844億84百万円で前年同期比2・2%減、経常損失は前年同期より26億95百万円改善して13億52百万円だった。
 当期は新ホームセンター2号店となる「スーパーワイドマート溝陸(みぞろく)店」(長崎県大村市)を開店、9―11月の既存店売上高は前年同期比1・2%増、既存店客数も0・5%増と好調に推移し、累計の既存店売上高は1・8%減となっている。利益面では、在庫削減や売価変更の削減で売上総利益率が向上、加えて販管費を前年同期より29億28百万円削減して、営業損失は27億23百万円改善して11億87百万円、四半期純損失は11億94百万円改善して11億42百万円となった。
 通期では営業収益2650億円(1・1%減)、経常利益は16億円(265・8%増)の減収増益を見込んでいる。