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第2四半期は生鮮価格高騰で減収・赤字  スーパー大栄    通期も赤字見通し


 スーパーマーケットを福岡県内で展開する株式会社スーパー大栄(北九州市八幡西区中須1丁目、中山勝彦社長)の11年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比4・6%減の136億51百万円、経常損失86百万円(前年同期は39百万円の利益)で減収減益となった。
 9月に大橋店をディスカウントストア「サンディ行橋店」として業態変更したほか、既存店の改装なども進めたが、青果・鮮魚とも品不足と高騰で集客が減少して減収減益。営業損失は66百万円、四半期純損益は63百万円となった。商品別の売り上げは、生鮮食品・一般食品・日用雑貨が低価格志向の定着や天候不順、生鮮ディスカウント店の競合店出店などで、それぞれ4・3%、6・2%、4・5%の減少。その他は酒の売上増などで4・0%増となっている。通期は売上高293億円(1・8%増)、経常損失6千万円(前期は1億23百万円の利益)の増収減益を見込んでいる。