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第2四半期は減収、赤字幅が拡大  九電工    受注高は前年同期上回る


 株式会社九電工(福岡市南区那の川1丁目、橋田紘一社長)の13年3月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比11・6%減の916億2500万円、経常損失は前年同期の8200万円から15億1400万円に拡大した。
 工事の受注・価格競争の激化と九州電力の電力設備投資の削減・繰延べなどによって売上高、損益ともに後退、営業損失は22億1300万円で12億4100万円の赤字拡大、当期純損益は15億6100万の損失に転じた。一方、太陽光発電など再生可能エネルギー分野での営業強化や省エネルギー・環境関連分野での提案営業の推進などで、期間の工事受注高は、17・2%前年同期を上回る1241億9200万円となっている。通期では売上高2300億円(前期比6・8%減)、営業利益は35億円(92・1%増)、経常利益は45億円(37・2%増)、当期純利益は20億円(48・0%増)と減収増益を見込んでいる。