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第2四半期は増収も原材料高騰で大幅減益  オーケー食品工業    廃棄ロスなどの対策が課題


 味付けあげ製造・販売のオーケー食品工業株式会社(朝倉市小田、東久保正興社長)の2012年3月期中間決算は、売上高が44億2230万円で前年同期比3・3%増、経常損益は2億23百万円の赤字(前期は23百万円の利益)で増収減益となった。
 新規営業による販路開拓が好調だったが、利益面では主要原材料の大豆の価格が高値で推移していることに加え、砂糖や食油の値段上昇が大きく影響した。
 通期予想は、原材料価格の高止まりや市場の低価格志向が続くものの、新規の販売先開拓と生産効率化による廃棄ロスやコスト削減に努め、売上高で同3・2%増の88億円、経常利益で同31・1%増の5千万円の増収増益を見込んでいる。東久保社長は「年明けに第二ラインを増設する甘木第二工場でさらなる生産の効率化を図る」と話している。