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第１四半期は国内事業低迷で減収減益 　ＴＯＴＯ　　　 当期利益は２６億円の赤字

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　衛生陶器製造のＴＯＴＯ（北九州市小倉北区中島２丁目、木瀬照雄社長）の０９年３月期第１四半期（０８年４月１日～０８年６月３０日）連結決算は、売上高が１１０２億８５００万円で前年同期比３・５％減、経常利益が１２億５０００万円で同２９・４％減の減収減益となった。
　中国を中心に海外事業が堅調に推移したものの、国内事業の低迷を挽回できなかった。減収に加え原材料価格の高止まりの影響で、営業利益は７億９１００万円で同６６・１％減。当期利益は棚卸資産評価損（特別損失）４５億８６００万円を計上し、２６億２１００万円の赤字となった。「新築」、「リモデル（増改築）」、「新規」、「海外」の需要分野別にみると、「海外」が１４８億円で同５％増、「リモデル」が５８３億円で同４％増と前年同期を上回ったものの、「新築」は３５１億円で同１６％減となった。通期では、売上高５０５０億円、経常利益１６０億円を見込む。