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第1四半期は原材料高騰で大幅減益  ダイショー    新商品投入効果で売上高は増


 大手調味料メーカー株式会社ダイショー(福岡市東区松田1丁目、松本洋助社長)の2009年度第1四半期(08年4月~6月)決算は、売上高が31億8000万円で前年同期比2・1%増、経常利益が800万円の同84・7%減で2期ぶりの増収減益となった。
 売上高は、たれの「たたききゅうりのたれ」などの新商品投入効果や汎用性調味料の「ぱぱっと逸品」シリーズが好調に推移したことで増収。しかし利益面は販管費の抑制などに努めたものの、原材料高騰が大きく影響したため、営業利益は600万円の同88・4%減、純利益が1600万円の同14・6%増となった。通期では、たれ・スープを中心とした商品群の販売が伸長しているため、当初予想通り、売上高は147億5000円(前期比3・5%増)、経常利益が6億6000万円(同2・8%減)を見込んでいる。