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第1四半期は原価高騰響き大幅減益  黒崎播磨    耐火物製品需要拡大


 耐火物製造大手の黒崎播磨株式会社(北九州市八幡東区、古野秀樹社長)の09年3月期第1四半期決算は、売上高235億9400万円で前年同期比1・7%増、経常利益が7億6000万円で同40・8%減の増収減益となった。
 鉄鋼生産量の増加に支えられ、主力の耐火物製品の需要は拡大したものの、原価高騰が利益面を圧迫。築炉事業、ファインセラミック事業など、いずれの製造事業においても利益面では前年を下回り大幅減益となった。四半期純利益は3億8100万円で同46・4%減となった。通期業績の見通しに変更はなく、売上高980億円で前期比2・8%増。経常利益は48億円で同0・1%増とほぼ横ばいを見込んでいる。