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第1四半期は出店効果で2期ぶりの増収増益  コスモス薬品    総店舗数は289店舗に


 ドラッグストアチェーンの株式会社コスモス薬品(福岡市博多区博多駅東2丁目、宇野正晃社長)の09年5月期第1四半期(08年6月~8月)決算は、売上高が431億2400万円で前年同期比22・2%増、経常利益が11億2400万円で同26・6%増となり、2期ぶりの増収増益となった。
 期中は九州地区に10店舗、および中国・四国地区に4店舗を新規出店し、289店舗体制とした。これらの出店効果に加え、既存店でも8店舗で棚替・改装を行うなどの活性化策が奏功し増収。利益面も増収基調に伴い、営業利益が12億9200万円で同31%増、経常利益も2期ぶりの増益となった。しかし純利益は、期首在庫にかかるたな卸資産の変更差額8億6600万円を特別損失として計上したことで、3億800万円の同53%減となった。同社は今期中に九州エリアで30店舗、中国・四国地区で14店舗の出店を計画。通期は売上高が1710億円(15・4%増)、経常利益が47億円(12・8%増)を見込んでいる。