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第1四半期は事業経費・営業費用増で赤字に  ゼンリン    5億2500万円の損失


 住宅地図を発行する株式会社ゼンリン(北九州市小倉北区、高山善司社長)の09年3月期第1四半期決算は、売上高106億5000万円で前年同期比3・1%減、経常損失は5億2500万円の赤字(前年同期は2億1800万の黒字)となった。
 カーナビなどの地図データの販売は堅調に推移したが、紙媒体である住宅地図の販売に伸び悩み売上高は微減。利益面では、海外カーナビ用の新規コンテンツにかかる先行費用や、データ配信サービスにかかる営業費用などが増加し、赤字転落した。当期純利益も赤字化し、3億9200万円の損失(前年同期7200万円)となった。
 通期では、売上高558億円で前期比6・0%増。経常利益64億円で1・5%増の増収増益を見込んでいる。