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第1・四半期は原価率改善で経常23・6%増  きょくとう    3~5月、8店増の806店に


 ホームクリーニング業・株式会社きょくとう(福岡市博多区金の隈1丁目、牧平年廣社長)の10年2月期第1・四半期(3~5月)決算は、売上高が24億2800万円で前年同期比3%減、経常利益が4億7100万円で同23・6%増の減収増益となった。
 不採算店を中心に15店を閉店して23店舗の新規出店し、全体では8店舗増の806店となったほか35店舗リニューアルした。また、装置の更新で溶剤の使用量が減り、ボイラー用の重油価格が下がったため原価率が改善し減収増益となった。同社では、春の衣替えの時期に重衣料が洗濯物として集中するため、第1四半期に偏る傾向がある。中間期は、売上高が44億5000万円で前期比2・0%増、経常利益5億5300万円で同0・4%減の増収減益を見込んでいる。同社では「消費者の生活防衛意識による節約志向がますます高まり、個人消費が一段と低迷して、依然として厳しい経営環境で推移している。新規出店と品質向上を基本方針として積極的な活動を推進していきたい」と話している。