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立地件数168件で6年ぶりに減少  08年九州工場立地動向    宮崎県のみ増加


 2008年1月~12月の九州の工場立地件数は、168件で前期比21・1%減となり、02年以来6年ぶりに前年を下回った。
 九州経済産業局によると、件数で宮崎県を除く全県が前年を下回り45件減。自動車関連立地は49件で、前年に比べ3件増。上期は31件で堅調に推移したが、下期は18件で大幅に下回った。半導体・液晶関連立地は10件で、前年の23件を大幅に下回った。敷地面積は212haで前年比49・1%減。平均面積は1・3haで前年同期を0・7ha下回り、10haを超える大型立地は前年を6件下回る3件に止まった。業種別では金属製品が33件(前期比15件減)でトップ。次いでプラスチック製品23件(同2件減)、食料品16件(同3件減)、鉄鋼業14件(同12件増)、生産用機械器具12件(8件減)の順。県別では福岡が前年を6件下回る65件でトップ。次いで熊本が27件(同10件減)、長崎21件(同3件減)、大分17件(同11件減)、宮崎15件(同2件増)、佐賀15件(同4件減)、鹿児島8件(同13件減)の順で続いている。