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空室管理事業部と再販事業部を立ち上げ  TRN    売上高10億円目指す


 リフォーム、リノベーション業の株式会社TRN(福岡市南区向野1丁目、中島克己社長)は1月、新事業として空室管理事業部と再販事業部を立ち上げる。
 空室管理事業部は、築年数、立地、デザイン性、家賃などを分析し、物件の入居率向上を総合的にコンサルティングする。これまでリノベーションを中心とした入居率向上サービスを提供しており、そのノウハウを生かすとともに、リノベーション以外のサービスも提案していく。
 再販事業部は市場に出る以前の競売物件や、築年数が長く入居率の低い物件を購入。同社がリノベーションし、全室入居状態で再販売する。2つの事業によって、売上高十億円を目指す。中島社長は「空室を管理できる企業はなかった。なぜ空室なのかを分析し、課題を抽出することが満室経営につながる。全国の空室を埋める企業として新事業に取り組んでいく」と話している。