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空室率は横ばいの4・8% 東京都のCBRE調べ


週刊経済2023年12月5日発行号

福岡主要オフィスゾーンの空室率

2023年9月期の福岡主要オフィスゾーン(延べ床面積が3300㎡以上で新耐震基準に準拠したビル)の空室率は、前期(2023年6月期)と横ばいの4・8%だった。
事業用総合不動産サービス・シービーアールイー㈱(東京都港区)の調べによるもの。福岡エリアでは今年に入って空室率が大きく上昇し、今年上期に竣工した複数の新築ビルで空室消化が進んでいる。一方で既存ビルでは、福岡拠点の撤退や減床などの事例が複数みられたものの、館内増床でテナントが決まるケースも散見され、結果として空室率は対前期比横ばいとなった。また、想定成約賃料(共益費込)も前期と同じく1万6050円/坪だった。