NEWS

  • 地域

福岡市中央区に食文化の情報発信拠点  西部ガス    3億円かけ3階建て施設オープン


 西部ガス株式会社(福岡市博多区千代1丁目、田中優次社長)は3月16日、同市中央区浄水通2丁目に都市ガスを使った食の情報発信拠点「西部ガス食文化スタジオ」をオープンした。
 料理人や栄養士、料理研究家など食に携わる専門家による講座やガスを使った料理の実演などでガス器具のPRも図る。総工費は約3億円。施設は敷地面積約530平方m、鉄筋コンクリート造り3階建てで延床面積は約930平方m。1階が駐車場とイベントスペース、2階はテナントスペースでフランス料理店「KOJIMA」が入居。3階は講座・セミナースペースで、業務用ガス機器のほか、家庭用ガスこんろを備えた12台の可動式調理台を置き、実際に調理をしながら講座が受けられる。屋上には野菜を育てる菜園も備えた。同社では「都市ガスの良さをPRするだけでなく、情報発信しながら『火を使用する食文化の継承』や『食関連業界との人的・知的ネットワークの確立』などを目指す」と話している。