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福岡市の伊都、小笹に高齢者住宅新設  ジェイ・エス・ビー    10月、11月開業へ


 学生用マンションを展開する株式会社ジェイ・エス・ビー(京都市、岡正人会長兼社長)グループは福岡市西区と同市中央区に、サービス付き高齢者向け住宅を新設する。オープンはそれぞれ10月、11月。
 同社グループでは11年から高齢者向け住宅の開発に着手しており、九州では初の実績。住宅としての制度の特徴を生かし、シティホテル型のデザインで介護施設との差別化を図っている点が特徴。新設する立地は、九州大学伊都キャンパス近くの福岡市西区飯氏の「グランメゾン迎賓館 福岡伊都」(30室)と、都心部に近い福岡市中央区小笹の「グランメゾン鳳凰館 福岡小笹」(室数未定)。ケアプラン、訪問介護、デイサービスなどの拠点を併設するほか、オープンカフェスタイルの食堂など、それぞれ共用部を広く設けた。月の費用は、西区の建物は家賃やサービス費などを含めて約20万円、中央区の建物は同17万円で、富裕層、中間層の高齢者をメーンターゲットに定める。
 同社は「人が集まりやすい観光地の立地を意識して展開している。福岡市では、国定公園や糸島半島のドライブコースに近い伊都の立地と、観光の中心地である天神に程近い立地を確保することができた」と話している。