NEWS

  • 地域

福岡国際会議場開館後の利用率は58.3% 福岡コンベンションセンター 来年福岡国際センターを改修


  財団法人福岡コンベンションセンター(福岡市博多区石城町、美山彰生理事長)が運営する福岡国際会議場の開館後四カ月の利用率は五八・三%となった。
 三月~六月まで月別に見ると、四月に第二十六回日本医学会総会が開催され七八%と一番高く、五月以降は一般イベントの開催や官公庁、市民団体の会議など中小会議室の利用が多くなった。福岡国際会議場は敷地面積一万平方メートル、五階建ての中に三千人収容の大ホール、国際会議室、中・小会議室等が二十四室あり可動間仕切りにより面積が変更できるようになっている。また、同財団が運営している福岡国際センターは一九八一年に開館、二十二年が経過しており老朽化が進んだため、来年一月~七月まで休館し、改修工事に着手する。
 美山理事長は「アンケート実施などにより利用者のニーズに応え施設の運営とサービス充実で利用率を高めていきたい」と話している。
 同財団は一九七九年 財団法人福岡国際センターとして設立、八一年十月福岡国際センターを開館、九四年 財団法人福岡総合展示場に改称、九五年八月マリンメッセ福岡を開館、二〇〇三年三月福岡国際会議場を開館、同四月に 財団法人福岡コンベンションセンターに改称。

2003.07.29 発行 週刊経済より