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福岡オフィスに本社機能移転 ウェルモ


週刊経済2023年11月14日発行号

旧本社は東京オフィスに

介護事業向けシステム開発の㈱ウェルモ(鹿野佑介社長)は11月1日、本社機能を東京都港区から福岡市博多区博多駅前3丁目の福岡オフィスに移し、旧本社を同都世田谷区に移転した。
家賃、人件費など固定費のコストダウンを図るもの。場所は博多駅南西側のシェアオフィス「アクロスキューブ博多駅前」。鹿野社長を含む約10人が在籍する。今後は地方拠点でのインサイドセールス、Uターン採用を強化していく。また、地域包括ケアシステムmilmo(ミルモ)の新サービスのリリースを予定している。
一方、旧本社は東京オフィスに名称変更し、都内世田谷区のオフィスビル「WeWork日比谷パークフロント」17階に移転した。事務所面積は61㎡。エンジニアメンバーを集約し、AIやプログラム開発に取り組む。鹿野社長は「コロナ禍でのリモート文化の浸透で働き方を見直し、場所にとらわれない働き方の実現をしたい」と話している。
鹿野社長は大阪府豊中市出身。1984年10月13日生まれの39歳。立命館アジア太平洋大学卒。趣味はピアノ、ゲーム、テニス。
同社は2013年4月設立。資本金27億3千万円(準備金含む)。従業員数30人。