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石巻営業所をサービスセンターに改称  マリンハイドロテック    修理部門を強化


 船舶用油圧装置の販売・修理のマリンハイドロテック株式会社(福岡市中央区港3丁目、井手敏文社長)は1月1日、石巻市松並1丁目の石巻営業所を石巻サービスセンターに改称した。
 メンテナンス部門の強化が狙い。東日本地区での新船建造が減少する中、同社では昨年4月に静岡県焼津市にウィンチ修理機能などを備えた東日本支店を開設するなど修理部門を強化している。また、同サービスセンターでは引地英彰所長の定年退職に伴い、新所長に竹内武志同営業所工場長が就任した。井手社長は「既存客のアフターフォローという意味でもメンテナンスは今後重要になる。国内だけでなく海外でも積極的に修理を展開していきたい」と話している。
 同社は 1971年12月設立。資本金3千万円、09年12月期売上高は37億65百万円。従業員数114人。井手社長は長崎県西彼杵郡長与町出身。1955年8月9日生まれの55歳。同志社大学商学部卒。趣味はレコードと映画鑑賞。