NEWS

  • 地域

石原商事子会社化で1億円の赤字予想  丸和    売上高は店舗増で9・1%増の210億円に


 食品スーパー・外食産業を展開する株式会社丸和(北九州市小倉北区大手町、根石義浩社長)の08年7月中間連結業績は、売上高が210億円で前年同期比9・1%増、経常損益は1億円の赤字を見込んでいる。
 昨年会社更生法を適用した同業の株式会社石原商事を子会社化したことによるのれん償却や経費増、またグループで、持ち帰り寿司「季咲楽(きさら)」を展開する株式会社リテイル・アドバンテージの業績低迷などで、中間期経常損益は期首予想の1億5900万円の黒字から1億円の赤字に下方修正した。一方売上高は、石原商事からの承継13店舗が加わって59店舗となったことで、期首予想の200億7600万円から4・6%増に上方修正した。また、通期売上高は期首予想比4・6%増の420億円(前期比5・7%増)、経常利益は期首予想の4億1000万円から0円(前期は3億6300万円)を見込んでいる。同社は1947年5月設立、資本金は29億990万円、福岡県、山口県、島根県、長崎県にスーパー59店舗、外食85店舗を展開している。08年1月期の連結売上高は397億2400万円。